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日本に石けんが伝わった頃の話(2)

日本で石けんが使われるようになるまで、人々はどうしていたのでしょうか?

灰汁は、アルカリ性で汚れを分解します。そこで、人々は、木やワラ、海草を燃やしてできた灰を水に溶かし上澄み部分を洗剤として利用したそうです。

みかんの皮や小豆、大豆にはサポニンが含まれ、泡立ちがよいことが、現在では知られています。みかんの皮は干して粉にしたものを"洗い粉"として頭髪を洗うのに用いられました。