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日本に石けんが伝わった頃の話(3)

女性の洗顔剤としては、江戸時代から明治時代までうぐいすのフンが用いられたそうです。うぐいすのフンの中には消化酵素が含まれていて、皮ふの表面についた古い角質を溶かす役割を果たしています。

また、大正時代までぬかが、入浴剤や洗顔などに使われていました。

ぬかには酵素と油脂が含まれていて、この酵素が皮ふの老廃物を溶かし、皮ふの汚れを取り除きました。